「人間が立ち上がろうと片足を抜いたにもかかわらず微動だにしない猫がこちらです。お願い退いて」
そんな悲痛なコメントとともに投稿された写真には、飼い主さんの左足上に乗ってくつろぐ猫が写っています。
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引用元:@smile123XD
投稿したのは、X(旧Twitter)ユーザーの@smile123XDさんです。
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引用元:@smile123XD
飼い主さんは、右足を何とか抜いたものの、当の猫は気にする様子もなく、そのまままったりモード。飼い主さんに、当時の状況について伺いました。
飼い主さん:
「もともとお膝が好きなコです。休日、ビデオなどを見始めるとこうして一日中、膝上に乗っています。このときは、片足を抜いてもまだ乗っていたので『そんなに膝が好きかぁ』と思い、撮影しました」
石松ちゃんと出会ったときからメロメロに…!
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引用元:@smile123XD
今回の主役は、元保護猫の女のコ「石松」ちゃん(取材時、11才)。素敵なお名前は、飼い主さんのおうちに迎えられる前から付けられていたそう。すでに名前を認識していて、字画がとても良かったことから、飼い主さんはそのまま引き継ぐことにしました。
石松ちゃんと飼い主さんは、保護猫カフェを介して出会いました。お迎えした当時、石松ちゃんは7才。飼い主さんは、出会ったときから、石松ちゃんにメロメロでしたが、当時、住んでいたおうちでは猫と暮らすことができなかったため、お迎えすることができませんでした。
飼い主さん:
「しばらくして、石松は、ほかのおうちに迎えられることが決まりました。ところが、その方が猫アレルギーを発症してしまい、お迎えすることができなくなったのです。私は、ちょうどそのタイミングで猫と暮らすことができる家に引っ越しをしたため、奇跡的に石松を迎えることができました」
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引用元:@smile123XD
石松ちゃんと飼い主さんは、強いご縁で結ばれていたようですね。飼い主さんの膝上は、石松ちゃんにとってどの場所よりも安心できる、極上のくつろぐスポットなのかもしれません。
飼い主さん:
「ツンデレ感ありつつ、とても甘えん坊で、膝乗りが大好き。抱っこやブラッシング、爪切りが苦手で、すぐに逃げてしまいますが、また膝上に戻って来てくれます」
「食いしん坊で、おやつですぐご機嫌に…! “猫じゃらし”には、いまだにじゃれついてくれます。“猫吸い”させてくれたり、一緒に寝てくれたりするところも本当に嬉しいです」
毎日、「世界一かわいい、大好き、世界遺産、宇宙一」と声をかけながら、おなかを“猫吸い”させてもらっているという飼い主さん。どうやら、離れられないのは石松ちゃんも飼い主さんも同じようですね。これからも一緒に、楽しい日々を過ごすことでしょう。
写真提供・取材協力/@smile123XDさん/X(旧Twitter)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/佐東みかん