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6月19日午後、南九州市川辺で住宅など3棟が全焼する火事があり、男性1人が全身にやけどを負い、意識不明の重体です。
警察などによりますと、19日午後2時ごろ、南九州市川辺町下山田で、通りかかった人から「建物から火が出ている」と消防に通報がありました。火は約2時間40分後に消し止められましたが、この火事で無職、吉永マサ子さん(82)の木造平屋の住宅1棟と木造2階建ての倉庫など3棟、約210平方メートルが全焼しました。
また、この家に住んでいるとみられる男性が全身にやけどを負い、意識不明の重体です。吉永さんは子供と4人暮らしで、出火当時は、長男が家にいたとみられています。
近所の人「立て続けにパーン、パーンと音がして、何かおかしいなと思ったら煙が上がっていて、そのうち火があがった。ここのところ南九州市で火事が結構あるので、まさか身近なところで起こるとは」
警察と消防は火事の原因を調べることにしています。
南九州市川辺町では6月4日と9日、10日にも住宅や空き家で火災が相次いでいて、9日の火災では1人が死亡しています。