新潟妙高市の民家で80代高齢夫婦が死亡 妻は何者かに首を絞められ亡くなったか

 6月19日午前9時半過ぎ、新潟県妙高市の無職男性(84)方で、同居する妻(82)が2階の居室で亡くなっているのを市内に住む50代の次男が発見し110番通報した。妻の首にはひものようなものが巻かれており、男性は3階の廊下で首をつった状態で発見され、死亡していた。

 妙高署によると、夫婦は2人暮らし。19日午前9時半前、ヘルパーが男性方を訪れたところ応答がなかったため、次男に連絡し、2人を発見した。妻は床に横たわった状態で発見された。

 近所に住む60代主婦は「2人とも気さくで朗らかな方で、仲の良い夫婦だった。何があったかわからないが気の毒だ」と話した。

 妙高署は6月21日、死因はいずれも窒息死と発表した。

 妙高署によると、男性は3階の廊下で首をつった状態で、女性は2階の居室の床に横たわり、首にひものような物が巻かれていた状態で発見された。亡くなった時間は18日夜から19日未明にかけてとみられる。妙高署は、男性は自殺、女性は何者かに首を絞められて亡くなったとみて調べている。

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