「LGBTQかも?」生徒の個人情報書かれた書類の画像がSNSに流出の中学校で保護者説明会 終了時間決めず保護者が納得するまで対応へ

札幌市の中学校で生徒の個人情報が書かれた書類を紛失、その画像がSNS上に流出したとみられています。
保護者説明会が開かれている学校から中継です。

<中継>(19日午後6時過ぎ)
札幌市北区のあいの里東中学校です。こちらでは30分前ほどから生徒の保護者が続々と学校へ入っていく姿が見られました。そして、午後6時からは保護者説明会が開かれています。

保護者
「現状のお話とか、初動の対応がよくなかったので、今後の対策とかすべて聞けたらと思う」

この問題は、4月に女性教諭が1年生267人の個人情報が書かれた書類を校内で紛失し、十数人の生徒が書類を見たりスマートフォンで撮影したりしました。
さらに今月に入り、この書類とみられる画像がSNSに投稿されているのが見つかりました。
画像には「社会性に欠ける」「ADHD的な面もある」「女友達が多い。LGBTQかも?」などと個人情報が書かれていました。
投稿は削除されたものの、その画像がSNS上でいまも拡散されています。

市教委では、19日の説明会は終了の時間を決めず、保護者が納得するまで対応するということです。
市教委は20日に会見を行ないますが、生徒たちの心のケアをどうしていくのか、学校と市教委の対応が注目されます。

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