秋田市外旭川のまちづくり ”打開策”は知事選? 市長「進退は秋口ごろまでには表明」と述べるにとどまる

秋田朝日放送

秋田市外旭川地区のまちづくり事業は県と市の足並みが揃わず平行線を辿っています。そうしたなか市議会から打開策としてあがったのが次の知事選です。

秋田市議会の一般質問で外旭川地区のまちづくりについてこのまま知事の同意も得られず前に進まないのであれば最終的には来年の知事選で賛否を問うことになるのではという声があがりました。

小野寺誠市議「これまでの思いを込めてまちづくりを進めるにあたり知事の道を考えてみてはどうか」

知事、秋田市長とも2025年4月に任期を迎えるため選挙が予定されています。まちづくり計画の実現に向け次の知事選に出る考えはないのかとの問いかけに、穂積市長は次のように答えました。

秋田市 穂積市長:「まずは現任期中においてこのモデル地区の整備に全力で取り組んで参ります。なお私の進退については今の段階で出来る限りのことをしながら秋口ごろまでには態度を表明したいと考えております」

前回の市長選では「未来が見えるまちづくり」を公約の1つに掲げていた穂積市長。「これを実行することが自分の使命だ」と語り今任期中は計画の実現を目指し全力で取り組むとの発言にとどめました。

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