「足代わりになる車を探していた」未成年2人が車を盗んで運転し事故起こしたか 無免許運転の疑いも

6月18日の午後、高知市内の駐車場から車を盗んだとして、15歳の男子高校生と18歳の無職の男が逮捕されました。2人は車を盗んだ後、無免許で運転し、事故を起こしたにもかかわらずその場を立ち去っていて、警察は道路交通法違反の疑いでも調べを進めています。

逮捕されたのは土佐市に住む15歳の男子高校生と、住居不定・無職の18歳の男です。

高知警察署の調べによりますと、2人は6月18日の午後1時ごろ、高知市内の駐車場で時価およそ20万円の軽乗用車を盗んだ窃盗の疑いが持たれています。同じ日の午後1時20分ごろ、付近の人から「車がガードレールに衝突する事故が起きていた。運転手がおらず逃げたかもしれない」と110番通報があったことから警察が事件を認知。2人を捜索していたところ午後9時ごろ、高知市内の路上で発見し、逮捕したということです。

車の持ち主と2人は面識がなく、車の鍵は運転席にささったままだったということです。

調べに対し2人は「足代わりになる車を探していた」と容疑を認める供述をしているということです。

2人は運転免許を持っていなかったということで、警察は『無免許運転』や『事故不申告』の道路交通法違反の疑いについても調べを進めています。

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