永野芽郁「守りたい。お姉さん心もあった」高橋文哉と再共演誓う「元気でね」

 舞台あいさつで笑顔の永野芽郁(左)と高橋文哉

 女優の永野芽郁(24)が19日、都内で行われた主演映画「からかい上手の高木さん」大ヒット御礼舞台あいさつに高橋文哉(23)と出席した。

 全編・香川県の小豆島で撮影され、永野は高橋と初共演だった。共演者らから続々とメッセージが送られる中、舞台あいさつの最後には高橋から「本当に感謝しているのは、撮影の時に距離を詰めようと頑張ってくださったこと。永野さんに全ての一歩を、きっかけをいただいて甘えすぎていた。そこに甘えさせていただける器の大きさと、信じたいと思える背中を持っている永野さんと西片と高木さんという関係で共演させていただけて、本当によかった。また一緒にできるように頑張りたいと心から思わせていただいたので、また会える日を楽しみに頑張りたい」と感謝の言葉をともに花束を贈られた。

 受け取った永野は「うれしいです」と感謝。その上で「いろんなところで文哉君のことをお見かけする。本当にお忙しい方なので、その中で自分の葛藤やいろんなことを徐々に私に見せてくれるようになって、その姿を守りたいと思うようになった。年齢は一つしか変わらないけど、ちょっとお姉さん心もあった」と照れながら撮影の日々を振り返り、「彼が楽しんでお芝居してくれたらいいなと思った。私は私で文哉君に引っ張ってもらうところが多かった。私も感謝しています。また一緒にできますように。ありがとうございました。元気でね」と笑顔で再会を誓い合った。

 同作はからかい、からかわれるという2人の関係がずっと続くと思っていた中学生時代に、ある理由で高木さんが島を離れてしまってから10年後にまた島で再会するところから始まる物語。永野は母校の教育実習生として島へ帰ってきた高木さんを演じ、体育教師として奮闘する西片役を高橋が演じる。

© 株式会社神戸新聞社