永野芽郁、徐々に心を開いてくれた高橋文哉に“お姉さん心”「その姿を守りたいと思った」

大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した永野芽郁【写真:ENCOUNT編集部】

映画『からかい上手の高木さん』大ヒット御礼舞台あいさつ

俳優の永野芽郁と俳優の高橋文哉が19日、都内で行われた映画『からかい上手の高木さん』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。

原作は、シリーズ累計発行部数1200万部突破の山本崇一朗氏による人気コミック。とある中学校で隣同士に座る“からかい上手の高木さん”と“からかわれっぱなしの西片”のやり取りを描く。実写映画版ではオリジナルストーリーが展開され、母校の教育実習生として島へ帰ってきた高木さんと、母校で体育教師として奮闘する西片が10年ぶりに再会する。

本作を鑑賞した観客から寄せられた感想の中で、高橋が“永野芽郁の輝く可憐さが、尋常じゃない!”をピックアップすると、永野は「そうかなあ……。ありがたいですね」と謙遜し、高橋が「異常じゃない」と読み間違えると、すかさず永野は「“尋常じゃない”ね」と指摘して観客を笑わせた。加えて、高橋が「尋常と異常はどっちが上なんですか」と首を傾げると、永野は「上というか、意味が若干違いますよね。上とかないかな」と突っ込み、観客からクスクスと笑い声が上がった。

そんな息の合ったやり取りを見せた2人だが、本作のプロモーション活動は同イベントで最後ということで、主演として本作を引っ張ってきた永野へ、高橋が花束を贈る一幕もあり、高橋は撮影現場で永野が距離を詰めようと頑張っていたことに感謝し「永野さんに一歩のきっかけを全部いただいて、甘えすぎてしまっていたなと思うんですけど、甘えさせていただける器の大きさと、信じたいと思える背中を持っていらっしゃる永野さんの主演作に、西片と高木さんという関係性で一緒にお芝居ができてよかったなと思いましたし、また一緒にできるように頑張りたいと心から思わせていただいたので、また会える日を楽しみに頑張りたいと思います」とメッセージを送った。

そして、花束を受け取った永野は「文哉くんにちゃんとまっすぐ言ってもらったの初めてでうれしかったです」と笑顔を見せ、「私は現場で文哉くんと過ごす時間が多い中で、文哉くんの役に対してだったり、現場にいることだったり、お忙しい中で葛藤だったり、いろんなことを徐々に私に見せてくれるようになって、年齢は1つしか変わらないんですけど、その姿を守りたいと思うお姉さん心もありました」と回顧。

続けて、「彼が楽しんで一緒にお芝居をしてくれたらいいなと思うような人でずっといてくれたので、文哉くんは私に引っ張ってもらったって言ってくれたけど、私は私で文哉くんに引っ張ってもらうところが多かったので、私も感謝しています。また一緒にできますように」と目を輝かせた。

イベントでは、2人の中学生時代を演じた月島琉衣と黒川想矢、主題歌「遥か」を担当したAimer、原作の山本崇一朗氏から2人へ送られた手紙も披露された。ENCOUNT編集部

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