米軍看護師をかたる女のメールにだまされ県内の男133万円だまし取られる/和歌山県警

白浜町の50代の男性がSNSでアクセスのあったアメリカ軍の看護師を名乗る女性のメールにだまされ、現金や電子マネーで合わせておよそ130万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったことがわかりました。「電子マネーを買って番号をメールで送って」とか投資すれば儲かるといった誘いには応じないよう市民に警戒をよびかけています。

警察によりますと、被害者の男性は今年2月頃自分のSNSにメッセージを送ってきた看護師をかたる見知らぬ女性が「シリアの米軍キャンプにいるが除隊して日本に行こうと思っている」という話を信じてしまい、「空港で税金がいるがキャンプにいるので代わりに3万円に払ってほしい」と依頼されました。

被害者の男性はその後もメールの情報にだまされ、合わせて130万円余りをだまし取られました。男性は金ばかり請求されていることに気付いて詐欺だとわかり警察に届けました。

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