足マッサージ店で日本人客が炎症に、原因は言葉の問題―台湾

台湾メディアの三立新聞網は19日、台湾の足マッサージ店を訪れた日本人客とマッサージ師の間に言葉の問題によるトラブルがあったことを伝えた。資料写真。

台湾メディアの三立新聞網は19日、台湾の足マッサージ店を訪れた日本人客とマッサージ師の間に言葉の問題によるトラブルがあったことを伝えた。

記事によると、台北市内にあるこの店を訪れたのは日本の会社社長で、「力加減が強すぎる」という日本語での繰り返しの訴えがマッサージ師に通じなかったことが炎症という結果を招いた。マッサージ師は客が痛みに我慢できなくなっているのに気付かず、同じ力加減で施術を続けたもようだ。

その後、マッサージ師は過失傷害で訴えられたといい、記事は「すでに訴えは取り下げられているものの、検察に一度起訴されたことで心に大きな影響を受けた」と説明。また、この件について店側が「確かにコミュニケーション上の問題があり、不注意でけがを負わせてしまった」などとしたことを伝えた。

この件で取材を受けた弁護士は「客がすでに痛みを訴えていたのにマッサージ師は特に気に留めずに、けがをさせた」として過失傷害の刑事責任を負う必要があると指摘しており、記事は「店側は今後より慎重に外国人客に対応する必要があるだろう」との見方を示した。(翻訳・編集/野谷)

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