道男の告白に、朝ドラ受けヒヤヒヤ「昼ドラみたいになるかと」

法曹界に足を踏み入れたヒロイン・猪爪寅子が、混乱する戦後の日本で活躍する姿を描いた連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。6月19日放送の第58回では、猪爪家に引き取られた少年・道男の行動をめぐり、情報番組『あさイチ』でMC陣が動揺する場面があった。

花江(写真右、森田望智)と道男(左、和田庵)(C)NHK

戦災孤児の道男(和田庵)を猪爪家に居候させることにした寅子(伊藤沙莉)。その判断は職場からも反対を受けるが、寅子はほかに方法はないと食い下がる。そんな寅子に、上司の多岐川(滝藤賢一)が全国の家庭裁判所の視察に同行するよう命じる。

寅子が出張に出ている間、花江(森田望智)を密かに慕っていた道男が思いを告げる。その様子を目にした息子の直人(琉人)と直治(楠楓馬)が道男に食ってかかり、大喧嘩に。居場所を無くした道男は、そのまま猪爪家を飛び出すのだった。

道男が亡き夫・直道(上川周作)の服を着ている姿を見て、思わず涙ぐむ花江が描かれた今回の放送。そんな花江に、道男が「俺、なれないかな。その人のかわりに」と告白する場面も。

一連の流れを受け、SNS上では「道男と花江まさかと思ったらその通りになっちゃった」「家族であろうとなかろうと無理に言い寄られたら怖い。15〜6歳とはいえ、道男は男性」「そりゃあ、花江さんの子どもたちは怒るし、道男をぶん殴りたくなるよ」といった声が続出。

また、直後の朝番組『あさイチ』でも、MCの博多華丸と大吉が「途中で昼ドラみたいになりそうでドキドキしちゃった」「なんともいえない・・・道男行くな! ってね」と話す場面があった。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。6月20日放送の第59回では、道男がいなくなったことで母・はる(石田ゆり子)が心労で倒れてしまう。

文/つちだ四郎

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