総額2億ユーロ!フィンエアー、マリメッコデザインで客室リニューアル完了 日本路線にも

フィンエアー初のプレミアムエコノミークラス「ベクター・プレミアム(Vector Premium)」

フィンエアーは2024年6月18日、長距離国際線に投入されているエアバスA330-300型機とA350-900型機の客室のリニューアルが完了したことを発表しました。2022年より総額2億ユーロ(約340億円)規模の投資を実施し実現したもので、これにより長距離路線に投入されている機材の客室仕様が統一されています。

新たな客室仕様では、同社初となるプレミアムエコノミークラス「ベクター・プレミアム(Vector Premium)」が追加されました。ビジネスクラス「エアラウンジ(AirLounge)」についても、コリンズ・エアロスペースと共同開発した新たなシートが導入されています。両クラスともにフィンランドを代表するデザインブランド「マリメッコ」のデザインが随所に取り入れられている点が特徴です。同社は今後数ヶ月間で、近距離路線に投入されているエンブラエルE190型機の客室についても、これらのデザインを基にした新たな仕様にリニューアルを実施します。

© Finnairフィンエアーの新ビジネスクラス「エアラウンジ(AirLounge)」

フィンエアーの日本路線は現在、羽田・成田・関西・中部〜ヘルシンキ線の4路線が運航中。いずれも、客室リニューアル後の機材が投入されています。

© FlyTeam taka1129さん羽田空港 2024年2月18日撮影 OH-LWL エアバスA350-941 フィンエアー

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