【さきたま杯】田中博師「今後選択肢も増えた」レモンポップが断然の人気に応える

6月19日、浦和競馬場で行われた交流G1・さきたま杯(ダ1400m)は、海外遠征帰りのレモンポップが断然人気の人気に応えてG1・4勝目をマークした。2着には兵庫のイグナイターが入った。

1着 レモンポップ
田中博康調教師
「海外遠征を経てしっかり休養しまして良い状態でした。ここ2走競馬場での雰囲気自体が悪かったので、海外でも返し馬の挙動が良くなくて、そういったところも心配していましたが、今回はスムーズに良い状態で臨めたかなと思います。坂井ジョッキーがこの子のことを1番理解してくれていますから、馬場傾向も考えて乗ってくれたと思います。(今後は)明確には決まっていません。スプリントG1を勝てたのは昔から思い描いていたプランではありました。今後選択肢も増えたかなと思います。単勝オッズを見る限りも大きな支持を得ていたと思いますが、小回りのコースは厩舎としても心配していた点ではあったので、皆さんのこれだけの支持、応援が届いた結果かなと思います。感謝しております。ありがとうございました」

レース結果、詳細は下記のとおり。

6月19日、浦和競馬場で行われた11R・さきたま杯(Jpn1・3歳上オープン・ダ1400m)は、坂井瑠星騎乗の1番人気、レモンポップ(牡6・美浦・田中博康)が快勝した。2馬身差の2着に3番人気のイグナイター(牡6・兵庫・新子雅司)、3着に2番人気のシャマル(牡6・栗東・松下武士)が入った。勝ちタイムは1:26.7(重)。

早め先頭から押し切る

さきたま杯・レモンポップと坂井瑠星騎手 (C)Hiroki Homma

単勝1.2倍、坂井瑠星騎乗の1番人気、レモンポップが交流G1に昇格して最初のさきたま杯を制した。レースでは勝負どころから早め先頭で強気の展開に。直線でも後方から追い上げたイグナイターを振り切り、2馬身差での完勝だった。

レモンポップ 16戦11勝
(牡6・美浦・田中博康)
父:Lemon Drop Kid
母:Unreachable
母父:Giant’s Causeway
馬主:ゴドルフィン
生産者:Mr. & Mrs. Oliver S. Tait

【全着順】
1着 レモンポップ 坂井瑠星
2着 イグナイター 笹川翼
3着 シャマル 川須栄彦
4着 タガノビューティー 石橋脩
5着 サヨノグローリー 澤田龍哉
6着 ティーズダンク 和田譲治
7着 バスラットレオン 内田博幸
8着 オメガレインボー 吉原寛人
9着 リコーシーウルフ 今野忠成
10着 アマネラクーン 森泰斗
11着 サンライズホーク M.デムーロ
12着 アランバローズ 御神本訓史

© 株式会社競馬のおはなし