粗品のフジモンイジリは「イジメ」? 「もっと強い人にぶつかれ」宮迫博之も呼びかけ

何を考えてディスり続けるのか……(C)サイゾーウーマン

霜降り明星・粗品が、自身のYouTubeチャンネルで2023年10月に当て逃げ事故を起こしたFUJIWARA・藤本敏史について言及。その内容がネット上で波紋を広げている。

目次

[・フジモンの当て逃げ事故をイジリ
](https://cyzowoman.jp/smartnews/#01)[・イジリ芸を続ける真意
](https://cyzowoman.jp/smartnews/#02)・宮迫博之が呼びかけ「強い人たちに」

粗品「フジモン、当て逃げしたんすよ」

霜降り明星・粗品の自身のYouTubeチャンネル「粗品 Official Channel」。粗品は同チャンネルで、最近のニュースに対して“賛と否”両方の意見を言っていく企画「1人賛否」を毎週投稿している。

「企画は2月にスタートし、これまでに18本を配信しています。宮迫博之が出演予定だった地上波番組が放送中止となったことをイジッた6月3日公開の動画は、118万回再生を突破しています」(芸能記者)

17日に投稿された最新の「1人賛否」では、藤本の元妻・木下優樹菜がインスタグラムのストーリーズに「今日娘たちを迎えに運転していたら対向車線にパパ」「っっっそんなに?!ってくらいの全集中した顔でめちゃくちゃ姿勢よく運転してたんだけど…笑」と投稿した件について、粗品が言及した。

同動画で「知らない人もおるので言っとく」と前置きした粗品は、「フジモンってね、当て逃げしたんすよ。FUJIWARAの藤本っていう弊社のね、先輩芸人なんですけど。藤本くんがね、去年10月に東京の渋谷の交差点で当て逃げ事件を起こしてます」と説明。

その上で、木下の投稿に対して「微笑ましい」「おもろい漫談」「離婚されたけど関係が良好っていうのが伝わるのはファンが安心するし」と“賛”の意見を語った。

粗品のディスり芸、真意を読み取るのは「難しい」

しかし、粗品は「ただあ~」と同企画のお決まりのセリフを叫んだ後、「車捨てとけや」「だって気づかず逃げたんでしょ? またどうせ気づかんと逃げてまうから(乗らないでおこうと、自分なら思う)」と苦言を連発。

さらに、約4カ月で芸能活動を再開した藤本に対し、「フジモン復帰早い」「4カ月ですか、ちょっと早すぎへん?」「しかも芸人って職業はおちゃらける職業ですからね」「もっと自粛せなあかんのちゃうかなあ」と語った。

なお、こうした一連の発言については、「全部コントですから。僕の意見、なぁ~んもないですからね」とネタであることを強調している。

しかし実際は、“否”の意見が粗品の感想だとして紹介するニュースメディアも見られる。ゆえに、「Yahoo!ニュース」のコメント欄などには「粗品のターゲットって、どこかに傷のある人ばかり。弱い者イジメにしか見えなくて笑えない」といった批判も目立つ。

「粗品の発言は、YouTube視聴よりもネットニュースや切り抜き動画で知る人が多い。粗品自身、誤解されることを承知で続けているのは自明です。それでも今の“ディスり芸”を続ける真意を読み取るのは難しい」(同)

宮迫博之「干された弱りきった54歳をいじめるのは……」

また、粗品に対して「弱ってる人にしかいかない」「自分と関係性が薄いタレントばかり選んでる」とターゲットの偏りに疑問の声も見られるが、ターゲットとなった当事者も同じことを感じたようだ。

というのも、YouTuber・ヒカルのチャンネルで18日に公開された動画に、宮迫が出演。粗品から執拗に“口撃”されていることに触れ、「粗品とまずそんなに絡んだことがないし、関係性もないので、急にあたられたみたいなところからスタートしてるから、どうも僕もうまく返せていない」と困惑したことを告白。

そして、「(自分のような)完全に干された弱りきった54歳をいじめるのはやめたほうがいい。もっと強いイキイキした人たちに、どんどんぶつかればいいんだよ」と呼びかけたのだった。

自身にイメージが固着するのを拒むかのように、テレビとYouTubeでキャラを使い分けている粗品。掴みどころのない芸風は、今後も先輩芸人たちを困惑させそうだ。

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