パッキャオ氏、鈴木千裕戦へ断言「一発か二発で終わる」 弱点指摘「子どものようなもの」

マニー・パッキャオ【写真:山口比佐夫】

わずか数秒の映像で弱点を指摘

格闘技イベント「RIZIN」のYouTubeチャンネルが19日、更新され「RIZIN CONFESSIONS」が公開された。プロボクシング元6階級制覇王者マニー・パッキャオ氏(45=フィリピン)が7月28日に行われる格闘技イベント「超RIZIN.3」で戦う鈴木千裕の印象を口にした。

今月頭に行われたこの試合に向けた会見で鈴木はパッキャオ氏に対し「僕はボクサーではないからこそ、MMAファイターのパンチは当てることができる」と発言した。

今回の映像でパッキャオ氏は自身について「私の人生の80%がボクシングです。ボクシングを見つけ学びそれからチャンピオンになりましたがボクシングという科学を一生懸命研究し理解したからです。自慢ではありませんが、私はボクシングの世界では教授のようなものです」と説明。

その上で「MMAもボクシングのように難しいスポーツです。でもボクシングとは違います」と語った。

スタッフから鈴木千裕の試合映像を見せられると「これが彼のスタイルなら違い私にとっては楽な相手です。ボクサーである私にとって彼に攻撃を当てるのは難しくありません。なぜなら彼のガードはがら空きだから。彼が本物のボクサー相手に戦うなら一発か二発くらいで終わります」と余裕の表情を見せた。

さらに鈴木について「千裕はボクシングを学ぼうとしている子どものようなものです。だから彼は優れたボクシングコーチをつけて正しいボクシングを教えてもらってください」と対戦相手である鈴木に向けてアドバイスを送っていた。ENCOUNT編集部

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