「自称リア充しか来てない」「半分以上、離婚してた…」みんなの同窓会でモヤモヤ エピソード

引用元:Yuzuru Gima/gettyimages

みなさんは同窓会には出席していますか?子どもができて、友人との飲み会などに行く機会が減ったという声も聞かれます。「たまひよ」アプリユーザーに同窓会事情や出席してビックリしたこと等を聞いてみました。

太った体型を理由に同窓会を欠席したら、友人から「気にしすぎ」と言われ…。 ママたちの声

時の流れやモヤモヤを感じた人も

同窓会に参加したことがある人のエピソードを聞いてみると…

「学生時代よりだいぶ痩せて参加したので、まずはみんなに自己紹介しないといけなかった…」(みかん)

「いろんな人が知らないうちに結婚して子どもまでいたときはビックリした」(さやきち)

「小学生時代の同級生との久々の再会で、男性陣のリアルな下ネタを聞いて、なんか時の流れを感じて切なくなった(笑)」(ぷかぷか1/7)

「クラスの半分以上が20代前半で結婚したと思ったら、今度は半分以上離婚していて、これから結婚する私たちに結婚の悪いところを、さんざんグチられた…」(ぽんくんママ)

「若くしてママになった友人や、未婚の友人から『私の時は…』っていう経験談、理想論でマウントを取られた。。。
分娩方法、出産費用等、自分の当時と比べられて『そんな費用が高いところで産む気が知れない』『経膣分娩じゃないと愛情が出ないよ』『母乳が与えられないのは可哀想』などと言われ、正直腹が立ちました」(MeggieD)

「不妊で悩んでいるとき、同窓会で元カレに会い、すでにパパになってて少し寂しくなった」(まる)

「自称リア充、勝ち組しか来ていない印象」(やつなお)

「喧嘩別れした友人がいて、気まずかったのですが、大人だし普通に挨拶しました。
向こうが酔っ払っていたのか、仲直りの握手をしようといきなり言ってきたので、そのまま握手。
家に帰ってInstagramを見たら、その子がみんなでの乾杯写真に“気まずすぎた(笑)”みたいな投稿をしているのを見て、もう関わるのはやめようと思いました」(S)

「『子どもを見ててあげるよ』は、ただ単に抱っこして写真撮りたいだけだなと思った。
親も疲れるので、大人だけの集まりには行かないか、1人か2人の集まりまでだなと反省しました」(みんみ)

「同窓会で元カレに再会。昔はすごい奥手でモジモジするタイプだったのに、すごい女性をたてるスマート男子になっていました。人は変わるなーと思った瞬間でした」(さとぴー)

「学生当時は会話なんて数回しかしなかったクラスメイトが、同窓会で同い年の赤ちゃんを連れてきていて交流し始めた。第2子も同じ年に生まれて、子育てや環境とかでメールし合う仲になった」(しーのんママ)

いいこともあれば、嫌な思いをした人も。
久々の同窓会や飲み会にはどんなスタンスで参加するのがベストか、作家であり、教育&介護アドバイザーである鳥居りんこさんに聞きました。

まだ心置きなく楽しめなくても、自由にお出かけできる日も必ず来ます!

「同窓会と言えば、挨拶が済むや否や、一瞬にして10代のあの頃に戻れる幸せなひと時ですよね。

この同窓会、同級生全員を対象とするような会は、大抵の場合、20歳を除いては、10年単位の区切りで開催されることが多いような気がします。中学の同窓会ならば、25歳、35歳…という『祝 卒業〇年』みたいな感じでしょうか。

私個人のことで言えば、卒業後のキリのいい年度に、母校からの「同窓会費払え!」という振込依頼書と共に「〇期 同窓会のお知らせ」ってのが来ることが多いです。
まあ、その時の気分次第で出席したり、欠席したりしていますが、出席した時に感じるのは、自分を棚に上げての同級生たちの「加齢度」ですかね。女性は、こういう時は目一杯、お洒落をしてきますから、あまり変化がないようにも思うんですが、男性は人によって様々だなぁと思います(個人の感想です 笑)。
当時、列の一番前だった男子が長身になっていたり、記憶の中ではふくよかだった人がいい感じのマッチョ体型になっていたり…。

アンケートにも「自称リア充、勝ち組しか来ていない」とあったように、基本は「今現在、とりあえず幸せ」という人しか来ませんから、特に年齢を重ねた同窓会は、意外にも「イケオジ」祭りになったりするなぁという印象を持っております。

子育て世代は、今は育児や家事、仕事に忙しい年代ですから、日々を回していくのに精一杯であることの方がむしろ普通。
同窓会開催地が自宅の近場とは限りませんし、まさかいつものジャージ姿にひっつめ髪で参加するわけにもいかず、美容院代にお洋服代、さらに会費だナンだとなると二の足を踏んじゃうこともあるでしょう。それより何より『その時、ウチの子、誰がめんどうみてくれますの?』ってことの方が大きいかもしれません。

『アイツ、今、どうしてる?』と気になる同級生がいたとしても『う~ん、今回はパス!』っていう人も多いんじゃないかと思ったりしています。コロナ禍を経験してからは、出席自体をためらうこともあるかもしれません。

でも、大丈夫。今は行けなくても、徐々に、同窓会に限らず、自由にお出かけできる日が来ます!
子育て時代って、実はアッという間なので、意外と遠くない日に『ママは同窓会に行って来るから、遅くなる! ごはん、テキトーによろ!』と、家族にさわやかに告げて、玄関を出られるようになりますからね。乞うご期待ですよ~!」(鳥居りんこさん)

いいこともモヤモヤすることも、いろんな気持ちを思い出せる同窓会。せっかく出席するならば、楽しく過ごしたいものですね。
(取材/文・橋本真理子、たまひよONLINE編集部)

鳥居りんこさん

PROFILE)
作家、介護・家族アドバイザー。2003年、学研より『偏差値30からの中学受験合格記』でデビュー。実体験に基づいた『中学受験シリーズ』が人気。近著に『増補改訂版 親の介護は知らなきゃバカ見ることだらけ』(双葉社)『女はいつもどっかが痛い がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン』(小学館)、最新刊『消化器内科の名医が本音で診断 「お腹のトラブル」撲滅宣言!!』』(双葉社)など。執筆・講演活動などを通じて、子育てや受験、就活、介護に悩む母たちを応援している。

ブログ「湘南オバちゃんクラブ」

「えっ、なんで私があなたの子のご飯の世話を?」「手土産のレベルの差にモヤっ」ママ友宅でのモヤっとエピソード

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は2022年12月の情報で、現在と異なる場合があります。

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