「相手がどう思うか考えないのか」フジモン「死ぬまでに仲直りしたい」芸人を告白も集まる“強烈ダメ出し”

お笑いコンビ・FUJIWARAの「フジモン」こと藤本敏史(53)が6月17日、ラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』(Tokyo FM)に出演。NSC大阪の同期、千原兄弟の千原せいじと2人でトークを展開するなかで、同期のお笑い芸人のひとりと、長く仲違い状態にあることを明かした。

「藤本は、ユニット『吉本印天然素材』でともに活動した、同期のお笑いコンビ『バッファロー吾郎』のバッファロー吾郎A(旧芸名は木村明浩)と、長いこと絶縁状態にあることを明かし、『死ぬまでになんとか修復してみたいなの、あるねんけどなあ』と本音を吐露。かつては仲がよかっただけに、このまま死んでいくのは悲しい、と語りました。

そして藤本は、過去にせいじも、なだぎ武と共演NGの時代があったものの、いまは関係が修復していることをあげ、せいじにAとの間を取り持ってほしい、とお願いしたのです」(芸能ライター)

せいじは「ムチャクチャ仲、よかったもんな」と、2人の過去の関係を認めつつ、「仲よかったからこそっていうのが、お互いあって。相手に対する甘えとか、そういうのが」と、友達関係ゆえの難しさを指摘。フジモンも「仲よすぎるから、言っちゃいけないことも(言ったり)。いま考えると『あれ、言ったほうがよかったんかな』とかあるからさ」と振り返り、「そこでせいじ、取り持って」と、せいじに再度、仲介をお願いした。

フジモンは、6月16日に放送された『マルコポロリ!』(関西テレビ)に出演した際も、バッファロー吾郎Aと距離ができたときの話を披露している。この日の企画は「吉本印天然素材来られる人だけ集めましたSP」というもので、メンバーだった蛍原徹、FUJIWARA、バッファロー吾郎・竹若元博、へびいちごらが出席したが、ナインティナインや宮迫博之、そしてバッファロー吾郎Aは欠席だった。

「番組内で、MCの東野幸治からAと疎遠になった原因を聞かれ、藤本は、年末の今田耕司と東野の番組にバッファロー吾郎と出演した際、藤本とAの間での“お約束”をめぐるズレがあったと説明しました。

藤本によれば当時、2人の間には、まずAがスベって、藤本が『なにスベっとんねん』とAの頭をたたく、するとAが『OH! ポカホンタ~ス』と叫んでポーズをとる、というお決まりの流れがあったのですが、藤本は『木村がまずスベらなきゃダメなんですよ。“スベッてるやないか!”でパーンと叩いて、“OH! ポカホンタ~ス”で終わりなんですけど、スベらないんですよ。それにいかないんですよ、まず』と述懐。今田耕司が『ポカホンタス、やれへんのかーい!』と言ってCMに行ったが、そこからAの機嫌がどんどん悪くなり、結局、この日を境に、いまの状態に至ったことを明かしました」(同前)

そのときのAは、藤本のみならず「まあまあ」と間を取り持とうとした相方の竹若にも「まあまあちゃうねん!」とブチ切れ。相方にもかかわらず、竹若もこの日を境に、ほぼほぼAとは会っていないという衝撃の事実も明らかになった。

フジモンの言い分だけを聞けば、彼にあまり非はないようにも思えるが、Yahoo!ニュースのコメント欄には、自身の体験と重ねた友達関係のもろさに共感する声の一方で、

《このようなことをラジオを使って一般大衆に広く伝えてしまう。こういうところがダメなんだと思います。自分は抱えているモヤモヤを公開することで背中を押される気になって前に進めると思っているようですが、相手がそれをどう思うかは考えないのでしょうか》

《バッファロー吾郎Aさんにはバッファロー吾郎Aさんなりの感情や主張があるはず。本当に仲直りしたいのであれば、YouTubeやテレビ番組等でこの話をするのをやめる所から始めた方がいいと思います。自分がいない所で一方的に話をされるのを良く思う人はいないでしょう》

《演者がラジオを私信に使ってるのは確かに面の皮厚いけど、まあワンクッションあったほうがいいんじゃないの。直接いく勇気もないんだよ》

など、藤本への当たりのキツいコメントも複数、見られた。

Aにも言い分も聞いてみたいところだが、2人は死ぬまでに仲直りできるのだろうか。

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