拳銃の銃口「部下」に向けた警察官『依願退職』スマホに自身が拳銃を向ける様子を撮影した動画を保存

大阪府警の警察官が、同僚に拳銃の銃口を向けるなどした疑いで書類送検された。

銃刀法違反の疑いなどで書類送検されたのは、大阪府平野警察署に勤務する57歳の巡査部長の男。

■部下に拳銃の銃口向けた警察官

男は2023年2月、平野警察署管内の交番で部下に対し拳銃の銃口を向けたほか、ことし3月には、別の部下に頭突きをしたり拳銃を使って脅迫したりした疑いが持たれている。

暴行を目撃した同僚が上司に報告し、事件が発覚した。

また、男のスマートフォンには、自身が拳銃を向ける様子を撮影した動画が残っていたということだ。

警察によると、男は被害にあった部下らと関係が悪く「ストレスを発散するためにやった」と話しているという。

大阪府警は、停職6カ月の懲戒処分とし、男は「潔く警察官をやめて責任をとる」などとして19日付けで依願退職した。

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