架空の投資話で新幹線回数券117冊を知人からだまし取る 詐欺容疑で58歳の男を逮捕 神戸北署

兵庫県警神戸北署=神戸市北区甲栄台3

 新幹線の回数券を利用した架空の投資話を持ちかけて回数券をだまし取ったとして、兵庫県警神戸北署は19日、詐欺の疑いで神戸市北区のパートの男(58)を再逮捕した。調べに容疑を認めているという。

 再逮捕容疑は2019年5月31日ごろから同年9月16日ごろまでの間、知人男性(42)から8回にわたり、新幹線の回数券計約117冊(購入価格計約961万円相当)の交付を受け、だましとった疑い。

 同署によると、男は男性が購入した新幹線の回数券を知り合いの民泊業者に高値で購入してもらい、回数券の購入金額に配当金を上乗せして男性に振り込むと約束したという。約1年間は、上乗せされた金額が振り込まれていたが、突然振り込まれなくなったという。男は同様の詐欺で先月30日にも逮捕されていた。

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