サッカー中国代表元監督「韓国と同じ位置にあるべき」、タイやシンガポールと引き分け「理解不能」

1990年代前半にサッカー中国代表を率いたクラウス・シュラップナー氏はこのほど、中国メディアの取材に応じ、2026年ワールドカップ北中米大会アジア2次予選の中国代表の戦いぶりについて語った。

中国メディアの直播吧によると、1990年代前半にサッカー中国代表を率いたクラウス・シュラップナー氏(84)はこのほど、中国メディアの取材に応じ、2026年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア2次予選の中国代表の戦いぶりについて語った。

ドイツ出身のシュラップナー氏は、「今でも中国サッカーに注目していて、(W杯アジア2次予選グループCの)中国、韓国、タイ、シンガポールの対戦結果と順位についても当然把握している」とし、「中国代表がタイやシンガポールと引き分けるなんて意外でショックだった。あってはならないことだ。中国は韓国と同じ位置にあるべきで、タイやシンガポールには勝たなければならない。(タイやシンガポールとの引き分けは)私の理解の範囲を超えている」と語った。

グループCは、韓国が5勝1分けの勝ち点16で首位通過。中国とタイが2勝2分け2敗、得失点差0、勝ち点8で並び、直接対戦の成績(中国の1勝1分け)で中国が辛うじて最終予選進出を決めた。

この記事のコメント欄には、中国のサッカーファンなどから「(シュラップナー氏が中国代表を率いた)当時と今とでは月とすっぽん」「今は引き分けだけど、負ける日が来るかもしれない」「あなたがお元気で長寿なのは中国サッカーから離れたから」「アウェーとはいえ2点リードしながらシンガポールに追いつかれ、あやうく逆転されそうになったのは、私の理解の範囲を超えている」などの声が寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

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