富士山で軽装の米国人遭難 薄手の上着にスニーカー 頭痛で動けず救助 山梨県

19日午後、富士山6合目付近で下山中の米国籍の男性が体調を崩して動けなくなり、警察に救助されました。

富士吉田警察署によりますと、19日午後2時50分ごろ、富士吉田市上吉田の富士山6合目付近で米国籍の男性が「身動きが取れない」と110番通報しました。

警察や消防が現場に向かい、午後5時50分ごろ、男性を発見し救助しました。

救助されたのは、観光で来日していた会社員のジョセフ・レイ・キャンベルさん26歳で、けがはありませんでした。

キャンベルさんは午前7時ごろ、富士山5合目から山頂へ登山を開始。

登頂後、下山途中に頭が痛くなり動けなくなりました。

高山病とみられます。

キャンベルさんは薄いウインドブレーカーでスニーカーという軽装でした。

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