19日、マレーシア東海岸鉄道ゴンパック駅の着工式であいさつする李強総理。（クアラルンプール＝新華社記者/張領）
【新華社クアラルンプール6月19日】マレーシアを訪問中の中国の李強（り・きょう）国務院総理は19日午後、マレー半島で中国企業が建設を請け負う「東海岸鉄道（ECRL）」のゴンパック駅の着工式に同国のアンワル首相と出席し、あいさつした。
19日、マレーシア東海岸鉄道ゴンパック駅の着工式で、鉄の棒を押して工事を始動させる李強総理（左）とアンワル首相。（クアラルンプール＝新華社記者/丁海濤）
李総理は次のように表明した。東海岸鉄道は一本の交通幹線としてだけでなく、発展の促進、雇用の創出、民生の改善などの面で重要な役割を果たす。中国はマレーシアと手を携えて努力し、東海岸鉄道を真に人民に恩恵をもたらす富の道、幸福の道にしたいと考えている。東海岸鉄道と中国ラオス鉄道、中国タイ鉄道との連結についてもマレーシアと積極的に研究を進め、国際陸海貿易新ルートの建設をより良く推進し、地域の相互接続レベルの向上、東南アジア諸国連合（ASEAN）共同体建設の深化に向けてより大きく貢献していきたい。
