李強首相、マレーシア公式訪問を開始

 李強・首相はマレーシアのアンワル首相の招きで同国を公式訪問するため首都クアラルンプールの国際空港に現地時間18日夜、チャーター機で到着した。呉政隆国務委員兼国務院秘書長ら随員も同機で到着した。空港でマレーシアのローク運輸相、中国の欧陽玉靖マレーシア駐在大使らが出迎えた。

 李氏は次のように表明した。国交樹立からこの50年間、両国は関係が健全に発展し、戦略面の相互信頼が持続的に強固になり、人文〈人と文化〉交流がますます緊密になり、質の高い「一帯一路」共同建設協力が多くの成果を収め、両国人民に確かな幸福をもたらし、また地域の平和と発展に積極的に貢献した。

 李氏は次のように指摘した。昨年、習近平主席とアンワル首相が両国運命共同体構築で重要な共通認識(コンセンサス)に達し、両国関係の新たな章を開いた。マレーシアと手を携えて努力し、国交樹立50周年を新たな起点とし、発展戦略の連携を一段と強め、互恵協力を深め、文明交流・相互参照を増進し、両国運命共同体構築を絶えず深め、地域と世界の平和・安定と発展・繁栄により大きく貢献したいと願っている。

 李氏はオーストラリア公式訪問とアルバニージー首相との第9回中豪首相年度会合を終えてクアラルンプールに到着した。オーストラリアのパースを離れる際、同国のファレル貿易相、キング資源相、クック・ウエスタンオーストラリア州首相、中国の肖千オーストラリア駐在大使らが空港で見送った。〔クアラルンプール6月18日発新華社=中国通信〕

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