潮風トレイル魅力発信 花巻空港に紹介コーナー

いわて花巻空港内に開設された「みちのく潮風トレイル」の紹介コーナー

 青森県八戸市から福島県相馬市まで太平洋沿岸を縦断する長距離自然歩道「みちのく潮風トレイル」が9日に全線開通5周年を迎えたのに合わせ、県空港ターミナルビルと日本航空東北支社は花巻市東宮野目のいわて花巻空港内に紹介コーナーを開設し、国内外の利用客に三陸海岸の魅力を発信している。

 同支社は2023年度から同トレイルをPRしており、グループ機内誌「SKYWARD」での特集や、海外旅行事業者らに現地を視察してもらう「FAMトリップ」の実施、英国の映像作家を招いた現地取材、環境整備のための清掃活動などに取り組んでいる。

 同コーナーは今月7日に同空港2階ロビーに開設された。同支社の取り組みを写真で紹介しているほか、運営するみちのくトレイルクラブの協力を受けて動画やポスター、英語のパンフレットなどを陳列。写真を入れ替えながら1年程度の設置を計画している。

© 岩手日日新聞社