パキスタンで登山中の日本人男性「死亡推定」で捜索活動中止 もう1人は死亡確認

パキスタンで登山中に行方不明になった日本人男性2人のうち、1人の死亡が確認され、残る1人は「死亡したと推定される」として捜索活動が中止された。

6月12日、パキスタン北部のカラコルム山脈にある標高7000メートル余りのスパンティーク峰を登っていた日本人男性2人が行方不明になった。

地元のツアー会社によると、行方不明になったのは平岡竜石さん(55)と田口篤志さん(36)で、捜索隊は15日、1人の遺体を発見した。

現地の日本大使館は、遺体の身元は50代の日本人男性と確認したとしていて、平岡さんとみられる。

残る1人は田口さんとみられるが、地元メディアによると、当局は「死亡したと推定される」として捜索活動を中止し、山の雪が解ける7月下旬から8月に再開するという。

© FNNプライムオンライン