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札幌ドームの昨年度の決算は、6億5000万円を超える赤字になることがわかりました。プロ野球・北海道日本ハムファイターズが本拠地を北広島市に移転後、初の決算で、苦しい経営が浮き彫りとなっています。
札幌ドームは、大きな収益の柱だったファイターズが移転したこと考慮し、当初約3億円の赤字を想定していました。
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その上で、札幌市と運営会社は、赤字の圧縮と収益改善のため、約10億円を投じて巨大な暗幕でアリーナを半分に仕切り規模を縮小する「新モード」の導入や、ネーミングライツの募集をしました。
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しかし「新モード」の利用はわずかで、ネーミングライツは契約に至らず、収支の改善とはなりませんでした。
札幌ドームは21日の株主総会で、昨年度決算を報告しますが、想定の倍以上の赤字額で、今後の運営について抜本的な見直しを迫られそうです。