<支える 寄り添う>医療的ケア児に幸せな食 在宅訪問管理栄養士・久保香苗さん(41)=札幌市

「在宅の現場では生活を豊かにする食という視点からサポートできたら」と話す久保香苗さん(小松巧撮影)

 札幌在住の久保香苗さん(41)は、患者宅を訪問して食事を支援する在宅訪問管理栄養士だ。5月下旬、札幌市豊平区の男児(3)宅を訪ねた。男児は18トリソミーという染色体異常があり、経管栄養から口での食事へ移行中。嚥下(えんげ)機能が弱く、昨年春から久保さんの栄養食事指導を受ける。

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