GS初戦での“辛勝”に批判を受けたイングランド代表…指揮官が次戦に決意「さらに調子を上げている」

イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督が、デンマーク代表戦への決意を語った。19日、イギリスメディア『スカイ』が同監督のコメントを伝えている。

初のEURO制覇に向けて、グループステージ初戦となったセルビア代表戦で1-0の勝利を飾ったイングランド代表。しかし、MFジュード・ベリンガムの得点で白星発進に成功した“スリーライオンズ”だったが、決して充実した内容とは言い切れず、一部のファンやメディアからは批判の声が集まっている。

そんななか、前日会見に出席したサウスゲート監督はセルビア代表戦について、「プレッシャーのかかる場面で、素晴らしいスタートを切り、試合を通して本当によく守っていたと思う」とコメント。「この試合に向けて、選手たちはさらに調子を上げていると思う。結果が出たのは嬉しいが、強豪であるデンマーク相手にはもっと頑張らなければならないことは分かっている」と気持ちを引き締めている様子だ。

また、メンタリティの重要性について問われると、「それがすべてだと思う」と回答。続けて、「クオリティも必要だが、最終的にはメンタリティ、ビッグゲームで結果を出す能力、それがここ3、4年で特に私たちが培ってきたものだ」と述べつつ、「我々はその点で優れているが、そういった経験を積んでいない選手もいる。優勝するチームは、結局のところメンタリティの差なんだ」と見解を示している。

さらに、対戦相手であるデンマーク代表に対しては、「このチーム、そして前回のEUROでの彼らの戦い方については、大きな尊敬の念を抱いている」とリスペクトを強調。一方で、「明日の試合は多くの敬意を持って臨むが、勝つためにはベストを尽くさなければならないことは理解している」と決意を口にした。

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