「ブラジルはもはや腐れ縁」パリ五輪の組み分け決定を受けて日本女子バレーの眞鍋政義監督が“独特の言い回し”でプール展望!「準々決勝進出に全力を注ぐ」

現地6月19日、国際バレーボール連盟(FIVB)はタイのバンコクでパリ五輪・女子バレーボールの組み分け抽選会を実施した。出場12か国が4つのポットに分類され、世界ランキング7位の日本は第3シードのポット3に組み込まれた。そして抽選の結果、日本はプールBを引き当て、ブラジル、ポーランド、ケニアと対戦することが決まった。

このドロワーを受けて、日本女子代表の眞鍋政義監督が日本バレーボール協会を通してコメントを発表している。以下の通りだ。

「パリオリンピックの切符を獲得してから1週間も経たずに予選ラウンドで対戦する3チームが決まった。安堵したのも束の間、一気に気持ちが引き締まった。

チームとしての目標は、オリンピックメンバーに選ばれた選手、スタッフと相談することとしており、今後の会見時にお伝えしたい。個人としてはまず、東京大会以上の成績を目指し予選突破(準々決勝進出)に全力を注ぐ。

世界ランキングで(日本より)下位に位置するケニアには確実に勝利したい。ポーランドにはVNLの予選ラウンドでストレート負けを喫しており、間違いなく難敵。そして2022年世界選手権、2023年パリ五輪予選でも対戦し、悔しい思いをさせられたブラジル。オリンピックではリオ大会、東京大会に続き3大会連続予選ラウンド同組で、もはや腐れ縁」
本大会は1次ラウンドで総当たり戦を行ない、各組上位2チームと各組3位のうち成績上位2チームの計8チームが決勝ラウンド(準々決勝)に進出。パリ五輪・女子バレーボール競技は7月28日に開幕する。

以下が3つのプールの組み分け結果だ(カッコ内は世界ランキング)。

【プールA】
フランス(開催国/19位)
アメリカ(5位)
中国(6位)
セルビア(9位)

【プールB】
ブラジル(1位)
ポーランド(4位)
日本(7位)
ケニア(20位)

【プールC】
イタリア(2位)
トルコ(3位)
オランダ(8位)
ドミニカ共和国(11位)

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社