英老舗ブックメーカーがパリ五輪・女子バレーに出場する12か国の“優勝オッズ”を更新! 日本は「11.00倍」という微妙な序列と評価に

現地6月19日、国際バレーボール連盟(FIVB)はパリ五輪・女子バレーボールの組み分け抽選会を実施した。出場12か国が4つのポットに分類され、世界ランキング7位の日本はポット3へ。抽選の結果、プールBに入り、ブラジル、ポーランド、ケニアと対戦することが決まった。

以下が3つのプールの組み分け結果だ(カッコ内は世界ランキング)。

【プールA】
フランス(開催国/19位)
アメリカ(5位)
中国(6位)
セルビア(9位)

【プールB】
ブラジル(1位)
ポーランド(4位)
日本(7位)
ケニア(20位)

【プールC】
イタリア(2位)
トルコ(3位)
オランダ(8位)
ドミニカ共和国(11位)
英国の老舗ブックメッカ―『William Hill』はすぐさま出場12か国の“優勝(金メダル)オッズ”を更新。付けられた倍率を低い順に並べると以下のようになる。

イタリア 4.00倍
トルコ 5.00倍
ブラジル 6.00倍
アメリカ 7.00倍
セルビア 8.00倍
中国 9.00倍
ポーランド 10.00倍
日本 11.00倍
オランダ 51.00倍
ドミニカ共和国 67.00倍
フランス 501.00倍
ケニア 751.00倍

日本は12チーム内8番手の「11.00倍」で、中国より低い評価となった。同ブックメッカ―はイタリアが金メダルの最有力候補と見ており、ポーランドは日本と変わらない「10.80倍」というやや意外な数字が付与された。プールAで過酷な戦いを強いられる開催国フランスにも厳しめのジャッジが下されている。

本大会はこの1次ラウンドで総当たり戦を行ない、各組上位2チームと各組3位のうち成績上位2チームの計8チームが決勝ラウンド(準々決勝)に進出。パリ五輪の女子バレーボール競技は7月28日に開幕する。

構成●THE DIGEST編集部

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