【女子バレー】世界ランク1位と4位の組なのに...「日本は引きが良かった」と中国メディアがパリ五輪予選の組み分けを高評価!

7月28日から8月11日にかけて開催されるパリ五輪女子バレーボールのグループ分け抽選会がタイのバンコクで行なわれ、世界ランク7位の日本は、同1位のブラジルと同4位のポーランド、同20位のケニアと同じプールBに決定した。

パリ五輪には12チームが出場。AからCまで3つの組に分かれ、決勝トーナメントには各組上位2か国と、3位のうち成績上位の2か国の計8か国が進出する。強豪国との対戦が比較的避けられるプールA(フランスは世界ランク19位)入りが理想だったが、日本は世界ランク1位のブラジル、同4位のポーランドがいるプールBに組み込まれた。

現在開催中のネーションズリーグで日本は、5月19日にポーランドと対戦してストレート負け。5月28日に行なわれたブラジル戦ではフルセット負けを喫している。一方でアフリカ1位で出場が決まったケニアは、出場国のうち最も世界ランクが低い20位。東京五輪の予選ラウンド5試合中、日本が唯一勝ち星を挙げた相手だ。

組み分けの決定を受け、中国メディア『搜狐体育』は「日本は、ブラジル、ポーランド、ケニアと同じグループBに入った。ケニアには問題なく勝てるだろうし、ポーランドにも勝つチャンスがある。日本は引きが良かった」として、戦いやすいグループに入ったと紹介。3位でも成績次第で決勝トーナメントに進出できることから、「勝利が見込めるケニアと同組になった点がメリット」だと報じた。

組み分けは以下の通り(カッコ内は世界ランク)。

・プールA
フランス(19位)
アメリカ(5位)
中国(6位)
セルビア(9位)

・プールB
ブラジル(1位)
ポーランド(4位)
日本(7位)
ケニア(20位)

・プールC
イタリア(2位)
トルコ(3位)
オランダ(8位)
ドミニカ共和国(11位)

構成●THE DIGEST編集部

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