【小田原 ショップレポ】KAERU Mart-人と環境に心地良い。エシカルな量り売り商店

御幸の浜のすぐ近くにオープンした『KAERU Mart』。

オーガニック食品と、ナチュラルな日用品を取り扱っているお店です。

ほとんどが量り売りでの販売で、「ゴミをださない(ゼロウェイスト)」を目指しています。

画像出典:湘南人

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『自然にも自分にも心地良い』がお店のコンセプト

お店に一歩入ると、オーガニックやフェアトレードの商品を中心に、店主の植村さんがセレクトした品が並んでいます。

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環境に優しいだけでなく、使う人の毎日が心地良くなることを大切にしているそう。

食品は、パスタやオートミールをはじめ、フルーツ・きのこなどの乾物もたくさん並んでいます。毎日の料理に欠かせない調味料は、リピーターの方も多い人気商品です。

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国産のものに限らず、アフリカや中東などの国々で作られた製品も取り揃えています。

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お掃除に使い勝手のいい、重曹やクエン酸なども量り売りされていました。

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量り売りのオーダー方法

瓶やホーローに入れられている商品は、持参した容器に好きな量をいれてもらい、購入することができます。

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気になった商品があれば、店主に声をかけてください。

具体的に「〇gください」と量を伝えてもいいですし、「容器にこれくらい」というオーダーの仕方でもOK。

取材中に来店されたお客さんは、持参した容器いっぱいにお醤油を入れてもらっていました。

少量から購入できるので、はじめて購入する商品も試しやすいのが量り売りのいいところです。

オーダーをすると、その場で容器に詰めてくれます。

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計量をする時間をいただくので、少しだけ余裕をもってお越しください。

こだわりの雑貨も多数

店内には、お掃除用品やボディケアグッズなどの雑貨も販売されています。

ほとんどが自然由来の製品で、昔から多くの人に愛用されている良品揃い。

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今回筆者は、お店のSNSをみて気になっていた、ボツワナ共和国生まれの鉛筆を購入しました。

新聞紙をリサイクルして作られており、一つひとつ柄が違うんです。

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柄を選んでいると、この鉛筆がボツワナで作られた背景や、お店で取り扱うようになった経緯なども教えてくださいました。

時の流れがゆっくりと感じられる心地の良い店内で、お話ししながらお買い物を楽しむことができます。

お店の原点は「身近に感じた環境問題」

店主の植村さんは、アフリカで長く生活をされたのち、縁あって小田原にやってこられたそう。

海外と比べ、衛生環境が整っている日本。

その反面、毎日出るたくさんの家庭ごみや、海や川に漂着しているごみの多さを目の当たりにし、「自分でも何かしたい」とこのお店をスタートさせたそうです。

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容器を持参することにちょっとハードルを感じる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、購入後にごみの処理をしなくてよかったり、移し替えする必要がなかったりと、意外と手間やストレスは少ないんです。

持参する容器は、紙袋や空き瓶、使い終わった調味料の入れ物など、なんでも大丈夫です。

ぜひご自宅からご用意してお越しください。

マルシェやワークショップも開催

小田原市板橋で毎月第4土曜に開催している、『オーガニック、プラフリーなマルシェ』。

KAERU Martの植村さんは、このマルシェを主催する一人です。

「足元からできることをしよう」がコンセプト。ごみのでない方法で、環境に良いものを必要なだけお買い物することができるマルシェです。

また、KAERU Martの店内奥には畳のお部屋があります。こちらで様々なワークショップを計画中とのこと。

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これまでにも、”カカオ豆からチョコレート作り”や”竹スコップや竹の籠玉作り”などのワークショップを開催されてきたそうです。

商品の案内や、マルシェ・ワークショップの情報はInstagramで発信されています。

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自分の手の届く範囲で行う、環境にも人にもやさしい生活。

KAERU Martでのお買い物は、エシカルな暮らしをはじめるきっかけになりそうです。

店舗情報

【KAERU Mart】
■〒250-0032 神奈川県小田原市本町3丁目12-17
■営業時間:10:00~15:00
■休業日:不定休
※毎月の営業状況はInstagramにてご確認ください。

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