【宝塚記念】ローシャムパーク G1獲りへ“走行フォーム”改善 田中博師は合格点「いいリズム」

 併せ馬で好時計をマークしたローシャムパーク(左)=撮影・園田高夫

 「宝塚記念・G1」(23日、京都)

 大阪杯2着以来となるローシャムパークは19日、美浦坂路を駆け上がった後にWへ。先行するリチャ(4歳3勝クラス)を目標にして、意欲的に6F80秒7-37秒3-11秒5の好時計をマークして併入した。

 首の使い方やハミ受けに課題は残るが、中間から取り組んだ“走行フォームの改善”が実を結んできた。最終リハではスピードに乗ると重心が沈んでグンと加速。田中博師は「今までの走りに比べると、まとまりがあっていいリズムで走れていた」と合格点を与えた。

 再び手綱を託された戸崎圭は、1週前追い切りに騎乗。同日Wの一番時計となる6F78秒1を記録した。戴冠へ向けて「前回よりも行きっぷりは良くなっている。どんな展開になっても走れるところが長所。この馬で、何とかG1を獲りたい」と意気込んだ。

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