「サイドバックに置くのはずるい」名SB内田篤人が上手さに驚嘆したDFは?「僕らができないようなプレーをする」

元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、攻撃的なポジションからサイドバックにコンバートされた選手について、本音を述べた。

日本を代表する右SBだった内田氏だが、ゲスト出演した安田理大氏のように、元々はアタッカーでSBに下がってきた選手に、テクニックでは敵わないと感じていたようだ。

「技術的に違う。(安田氏は)トップ下とかもやってたじゃん、ガンバ(大阪)の時。技術が高い。ひとり来ても、パンパーンみたいな感じでかわして行くし。サイドバックって、(相手のプレスで)はめられるじゃない。そこを回避して行くのがすげぇな」

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鹿島アントラーズやシャルケで活躍した名手は、「技術的に追いつかないわけですよ。フォワードとか(やってた選手は)足もとが上手いじゃないですか。そこらへんがサイドバックにぽんと来られると、僕らができないようなプレーをする。それはずるいよね。(元ブラジル代表DFの)マルセロとか特に。あそこにああいうサイドバックを置くブラジル人ってすごくずるい」と本音を語った。

ただ、安田氏は「(そういう選手は)攻撃はめちゃくちゃいいけど、攻撃的な性格だから、守備よりも攻撃のほうがだいぶ重きを置いちゃうから守備がルーズになりがち」とコメント。ずっとSBをやってきた選手のほうが、献身的にプレーするケースが多いと指摘した。

それぞれ良し悪しがあるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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