【ストリートスナップ】重くならず、シックに着られる! 夏に着る大人のための「黒T」コーデ4選

使い勝手はよいものの、どうしてもコーデが重く見えてしまう夏の「黒Tシャツ」。おしゃれ賢者たちはどんな風に着こなしているの? ここでは、グレース・ガネム、ガブリエラ・カレファ=ジョンソン、アンナ・ローザ・ヴィッティエロなど、ストリートスナップ常連の彼女たちから重さを軽減する着こなしのコツを学びます。

シアーな透け感でブラックの重みを軽減

海外ファッションブランドが購入できるショッピングサイト「ネッタポルテ」の会場でキャッチしたのは、エイジレスな魅力で人気を集めるカナダ在住のインフルエンサー、グレース・ガネム。ゆったりとしたサイジングのブラックTに白のシアースカートを合わせることで重さを軽減した軽やかな雰囲気が完成。オーバーサイズのTシャツが大人の余裕を感じさせてくれます。さらに、ボディラインを美しく見せてくれるシルエットの良さも、シンプルな黒Tを選ぶときの大事な条件です。

Y2K香るクロップド丈で軽やか仕上げ

マンハッタンで行われたウィリーチャバリアのパーティでキャッチしたのは、ニューヨークを拠点に活動し、US版「VOGUE」のカバーも手がける売れっ子スタイリストのガブリエラ・カレファ=ジョンソン。ピタッとしたTシャツにロールアップしたブルーデニムパンツなど、Y2Kを彷彿させる着こなしが今っぽ。デニムの裾から覗くくるぶしやウエストラインの露出で黒の重さを軽減することに成功。

ボリュームスカートで視線を集め黒Tを攻略

ファッションエディターでインフルエンサーとしても活躍するアンナ・ローザ・ヴィッティエロは、ボリュームのある白のフレアスカートを合わせることで、下半身へ視線を集めブラックの印象を緩和していました。さらに、クロップド丈のトップスならお腹をチラ見せできるので、抜け感を演出することも。足元はPVCのサンダルをチョイスして夏らしい潤いをトッピング。

ウエストマークでメリハリブラックコーデ

マックスマーラの会場で、オールブラックの着こなしを披露してくれたのは、イタリアのテレビ司会者、メリッサ・サッタ。黒のワントーンですが、ストライプ入りのボトムをチョイスしたり、ウエストにエナメルの太ベルトをオンするなど、全体にメリハリをつけたスタイリングでブラックTを見事に攻略。

引き締め効果抜群で、シックな雰囲気を添えてくれる頼れる「黒T」ですが、夏に取り入れるなら、白ボトムと合わせたり、肌を露出して抜け感を作ったりして黒の重みを軽減するのがポイントです。彼女たちのように、モノトーンやデニムに合わせてスタイリッシュな着こなしを楽しんで。

Senior Writer:H_aco

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