ラーメンや軽食、地場野菜…秦野の魅力ぎゅっと 駅北口でマルシェ初開催

22日初開催のマルシェへの来場を呼びかける佐藤実行委員長

 秦野の魅力を凝縮した市民手づくりの催し「丹沢日和70GO(ななまるご)秦野駅マルシェ」が22日、小田急線秦野駅北口ペデストリアンデッキなどで初めて開催される。同実行委員会主催、NPOはだのにぎわい創造まちづくりの共催で市が後援。

 実行委員長の佐藤萌さん(25)は、秦野から出て行く同世代が多く、新型コロナウイルス禍で若者同士の交流が減ったことから「子どもや若者、子育て世代など多くの人が集える場所を」と企画。協力者を募り、行政などの支援を得て開催にこぎ着けた。将来的には道路拡幅を予定する同駅北側の県道705号方面までマルシェを広げていきたいとしている。

 初回の22日は、ラーメンや軽食、農家の地場野菜、和菓子など、秦野を象徴する15店舗が出店する。佐藤さんは「登山ブームで秦野を訪れる人は増えたが、帰りは他の駅に流れてしまう。秦野駅に戻って“秦野土産”を買って帰ってほしい」と呼びかける。

 マルシェと同時に中学生までの子どもを対象としたキッズマルシェも開催。出店料10円が必要になるが当日参加も可能で、不要となったおもちゃなどを持ち寄って販売できるという。

 午後1時から同5時。雨天決行、荒天中止。マルシェは基本的に毎月第4土曜開催。

© 株式会社神奈川新聞社