実写【推しの子】本編映像が初公開 アイ役・齋藤飛鳥のライブシーンも!ドラマ配信&映画公開日決定

実写版「【推しの子】」ティザービジュアル - (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会

赤坂アカ横槍メンゴ原作の人気コミックを実写ドラマ&映画化する「【推しの子】」の初映像となる特報が20日に公開。全8話のドラマシリーズが11月28日より Prime Video で世界独占配信され、その続きを描く映画が12月20日に全国公開されることが明らかになった。

2020年に「週刊ヤングジャンプ」で連載が始まった「【推しの子】」は、主人公が伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生するファンタジックな設定やショッキング描写を含むサスペンス要素、芸能界に切り込む斬新なストーリーで話題を呼び、累計1,750万部(2024年6月現在)を記録する人気コミック。今年1月にAmazonと東映による実写化が発表され、櫻井海音齋藤飛鳥齊藤なぎさ原菜乃華茅島みずきあのなどのキャスト陣が明かされると、X(旧Twitter)で関連ワードがトレンドを席巻するなど話題を呼んだ

初映像となる実写版特報は、無数のペンライトに囲まれたステージに立つ、アイドルグループ・初代B小町のライブシーンから幕開け。“完璧で究極のアイドル”であるアイ(齋藤)のきらめきに目を奪われるのも束の間、カチンコの音が鳴り響くと物語の世界は一変。「アヴェ・マリア」の旋律にのせて、芸能界を生き抜く、アクア(櫻井)、ルビー(齊藤)、かな(原)、MEMちょ(あの)、あかね(茅島)らの姿が映し出される。ラストには、アイが何者かに刺される衝撃的な映像に「この物語は、フィクションである」というナレーションが重なる、予測不能なストーリーを予感させる仕上がりとなっている。

また、アクア、アイ、ルビーを中心にメインキャラクターが集結したティザービジュアルも公開。日々目まぐるしく変化し、嘘と本音、真実と虚構が入り混じるSNSの世界観が表現されており、原作の名シーンを彷彿させるカットが散りばめられている。

監督には、いきものがかり、ケツメイシ、Snow Man、マキシマム ザ ホルモン、フレデリックなど多岐ジャンルにわたるアーティストのMVや、ドラマ「ぼくは麻理のなか」(2017/CX)「恋と弾丸」(2022/MBS)などを手掛けた映像演出家・スミスを起用。さらに、映画『明け方の若者たち』(2021)、ドラマ「君となら恋をしてみても」(2023/MBS)を手掛けた若手監督・松本花奈の参加も決定した。脚本は、ドラマ版「ゆるキャン△」シリーズ(2020、2021/TX)や「マイ・セカンド・アオハル」(2023/TBS)などの北川亜矢子が手掛ける。

映像公開にあたり、企画立ち上げの第一人者でありプロデューサーの井元隆佑(東映)は、下記のように本作への思いをコメントしている。

「赤坂先生と横槍先生から、大切な原作の実写化をゆだねて頂き、まもなく二年という歳月を重ねようとしています。大好きな【推しの子】と真正面から向き合う日々。ものづくりの高揚感とともに、いつまでも拭うことのできない、恐ろしいほどの重圧に苛まれているのも本音です。初めて原作を読んだ日のように『【推しの子】のいちファンに戻れたら』と幻想してしまうことすらあります。我々の作品がどれだけ世に響くのかまだ分かりません。ひとりでも多くの人へ届くように全力で挑みます。どうか皆さんの心に届いて欲しいです。最後に、集結してくれた大切なキャスト・スタッフ・関係者の皆さん。大きな不安やプレッシャーがひしめく中、共に歩んでくれたことに、最大限の感謝の意を伝えます」

「【推しの子】」ドラマシリーズは2024年11月28日(木)21:00より Prime Video で世界独占配信開始/映画は2024年12月20日(金)より東映配給で全国公開

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