[19日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏は19日、自身の人工知能(AI)新興企業xAIが構築しているスーパーコンピューター向けにデル・テクノロジーズとスーパー・マイクロ・コンピューターがサーバーラックを提供すると明らかにした。
デルとスーパー・マイクロが半分ずつ組み立てるという。
スーパー・マイクロは液体冷却技術などで知られ、ロイターの取材に対しxAIとの提携を確認した。
また、デルのマイケル・デル最高経営責任者(CEO)は、xAIの生成AI「Grok(グロック)」の次期バージョンを動かす「AIファクトリー」をエヌビディアと共に構築するとXに投稿した。
米メディア「ジ・インフォメーション」が5月に報じたところによると、マスク氏はxAIがGrokの次期バージョンを動かすスパコンの構築を計画していると投資家に述べた。2025年秋までの運用を目指しているという。