白幡地区センター 開館20周年迎える 週末は地区センターまつり 横浜市神奈川区

笑顔で受付に立つ伊勢館長(左)と職員

白幡地区センターがこのほど、開館20周年を迎えた。

区内5館目の地区センターとして2004年5月24日に開館した同地区センター。アクティオ(株)が指定管理者を務めるが、株式会社が地区センターの指定管理を行うのは、横浜市では初めての試みだった。日本各地で指定管理や業務委託をする同社ならではのネットワークを生かしたサービスを提供してきた。

8年前に館長に就任した伊勢重人さんは、「特に白幡地区は、地域活動が非常に盛んな印象。地域行事も活発で、施設を利用してくれる団体もたくさんいて、地域との強いつながりを感じる」と話す。6年前には、地域の困りごとの相談窓口「白幡コンシェルジュ」をスタート。どこに相談すればいいか分からない悩みを聞き、適切な窓口などに案内する取り組みで、「何かあったら地区センターにと思ってもらえるように。気軽に施設を利用してもらいたい」と話す。20年間の延べ利用者数は161万4千人(3月31日時点)。これからも地域の暮らしを支えていく。

6月22日(土)、23日(日)には「地区センターまつり」を開催。午前10時(23日は9時半)〜午後4時。地区センターで活動する団体の、吹奏楽やバンドの演奏、ダンスなどの発表や絵画などの作品展示が行われる。神奈川大学のイリュージョンライブも。また、来場者には20周年記念グッズ(各日2時〜、先着100人)や苗木(22日2時半〜、23日3時〜)のプレゼントもある。(問)同地区センター【電話】045・430・3050

© 株式会社タウンニュース社