史上最強クラスの台風が直撃!?全力を尽くす晴原(山下智久)らだが、予期せぬ事態に…<『ブルーモーメント』第9話完全版>

『ブルーモーメント』第9話あらすじ完全版

園部肇一(舘ひろし)が進めていた国家防災プロジェクトの工場でガス爆発事故が起こり、住民が国を訴えると緊急記者会見が開かれた。

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安心安全なエネルギーと言われたガスの爆発により、園部は窮地に立たされる。さらに政治家の新島元樹(伊藤英明)が会議で園部を追い詰める。

会議終わり、立花藍(真矢ミキ)はこれが全て新島の仕掛けたシナリオであると推測。そして晴原柑九朗(山下智久)の前にも新島が現れ、園部に代わりSDMを引き継ぐ意向がある旨を伝えた。

そんななか、260万⼈以上を超える避難者が想定される観測史上最強クラスの台⾵が東日本に近づいていることが、晴原、雲田彩(出口夏希)の解析によって判明。このままでは多くの犠牲者や負傷者を出すことになる。

そこでSDMが指揮を執り、全力でこの事案の対処するよう動き出した。

晴原たちは工場の爆発についても調べ始める

SDMは一都四県の危機管理課と防災危機管理部の責任者を集め、危険区域については台⾵上陸の2日半前から避難を開始するという大規模な計画を提案。

しかし、東京都の責任者・倉田英子(映美くらら)は、予想が外れた場合の多額の損害、そして何よりも渦中の園部が関与するSDMが指揮を執ることで世論も納得しないとし、提案は保留にされてしまう。

まずは事故の疑惑を払拭するべく、園部は住⼈たちのクレームを受けながら、訴えの取り下げを依頼するため、爆発事故が起きた地域に足を運んでいた。

園部が自治会長・北里健二(羽場裕一)と話していると、その息子・北里まさる(今井悠貴)が怒りに震え、園部に泥を投げつけるが、「なんとか調査を続けさせていただけませんか」と頭を下げる。

園部と同じ思いの晴原、彩、山形広暉(岡部大)、丸山ひかる(仁村紗和)も現場へ来ていた。

晴原たちは、この事故の原因には気象が絡んでいるとみて、台⾵の解析と併せて、本件の調査を進めることに。

その頃、園部優吾(水上恒司)と汐見早霧(夏帆)は、台⾵に備え、医師の調整協力依頼のため、前医療班統括責任者・志賀浩一郎(神保悟志)の元を訪れるが、過去に受けた屈辱もあり、志賀はその依頼を断る。

園部の疑惑は払しょくされるのか…?

園部は改めて新島と会うが、新島は園部に対して引導を渡すと宣戦布告する。

晴原、彩、山形、ひかるは台⾵の解析と事故の原因を調査するなかで、事故が起きた時間、工場の近くでガスのような臭いがした住⼈がいたことが判明。工場のガスは無臭だったことから、別の場所からガスが漏れてきた可能性が高くなったのだ。

一方その頃、優吾は再び志賀の元を訪れていた。早霧が長年、災害医療に携わっていた志賀のことを信頼している旨を伝え、医師の協力依頼を依頼する際、多くの医者がいるなかで、志賀が候補の1⼈目だったことを伝える。

園部はSDMのために会見を開き、独自の方法で国民を納得してもらうよう努めるなか、晴原たちは事故の原因となったガスが漏れた建物を突き止めることに成功した。

住⼈に向けて説明会を開き、全ての原因がその建物で作業をしていた自治会長の息子・まさるの責任だったことが明らかになり、園部の無実が証明されたのだった。

そして、園部の会見と今回の事故の潔白が証明されたことで一都四県の危機管理課はSDMに全指揮系統を委ねることを決め、心を動かされた志賀も医師の調整に動いてくれることとなった。

新島も園部に対して敬意の眼差しとなり「未曾有の危機からこの国を守って下さい」と伝え、園部はしっかりその言葉を受け止めた。

大規模避難を開始!しかし被害が…

そして全ての機関の準備が整い、大規模避難を開始。

しかしその矢先、台⾵が来る前に埼玉で遠隔豪雨が起こる可能性があることが晴原たちの解析でわかり、避難し終える前に多くの⼈が豪雨に巻き込まれてしまう事態に。

SDMは遠隔豪雨から⼈々を救うために現場に向かうが、豪雨の中での避難によって多数の重軽傷者が発生していた。

さらに道路で大規模な陥没が起こり、多数の避難者が巻き込まれて落下してしまう。すぐさま優吾が救助しに向かうが…そこには既に心肺停止に至っていた避難者が3名。

晴原は自然の脅威の前で、静かにその報告を聞いていたのだった。

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