「プーチンはバカだ」ジョージアサポの批判チャントがロシアで“誤って”放送と海外報道。録画では削除も...

現地6月18日に開催されたEURO2024のグループステージ第2節で、初出場のジョージアがトルコと対戦。1-3で敗れた。

英紙『METRO』によれば、この一戦で、ジョージアのサポーターが、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を揶揄するチャントを歌ったという。

同紙は「EUROの試合中にロシアのテレビで『プーチンはバカだ』というチャントが誤って放送される」と見出しを打ち、「このスローガンはドイツのスタジアムでスピーカーから響き渡り、ウクライナ侵攻開始以来、ロシアのテレビで放映された大統領に対する最も露骨な批判の一つとなった」と報道。こう続けている。

【動画】「プーチンはバカだ」ジョージアサポーターのチャント
「国土の約20%をロシアに奪われた国、ジョージアのファンは、火曜日の自国チームの試合の38分頃にロシア語で大合唱した。この試合は、クレムリンに従順なガスプロム・メディア社が所有するマッチTVで生中継された。この音は生では視聴者に聞こえたが、録画放送では削除され、一般的な観客の声に置き換えられた」

生放送では“検閲”できず、そのままロシア国内で流れたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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