河津町の男性から投資名目で60万円をだまし取った疑いで3人の男を再逮捕 被害者は全国に100人以上被害総額は数億円規模か 裾野警察署

静岡県河津町の男性から投資名目で現金60万円をだまし取ったとして、福井県などに住むの男3人が再逮捕されました。

詐欺の疑いで再逮捕されたのは福井県坂井市の自称・アルバイト従業員の男ら3人です。

3人は2021年9月下旬ごろ河津町に住む団体職員の男性に『預かったお金はプロトレーダーが株取引する。万が一損失が出ても配当金は必ず出す』とうそをつき、現金60万円をだましとった疑いが持たれています。

男性は2ヵ月の間に3回に分けて指定された口座に現金を振り込んだということです。

3人はプロトレーダー、出資金の仲介、勧誘と金の回収の3役に役割を分担していたといい、男性とは投資目的のセミナーで知り合いました。

当初は投資をした人に配当金を支払い、投資が儲かると信じこませ、仲間を募れば紹介料を払うと言ってマルチ的な手法で投資する人を増やしていたということです。

実際集めたお金は投資運用には使用されておらず、被害者は全国に100人以上、被害額は数億円に上ります。

3人は裾野市の女性から、投資名目で現金1000万円をだまし取ったとして、5月逮捕されていて、同様の別事件の被害者から情報提供があり、今回の逮捕に至ったということです。

警察は3人が容疑を認めているかどうか、明らかにしていません。

© 静岡朝日テレビ