OSK、会計ソフト「SMILE V2 会計」の資産管理機能を強化

by 石井 一志

株式会社OSKは18日、会計ソフトウェア「SMILE V 2nd Edition 会計」(以下、SMILE V2 会計)の資産管理機能を強化し、固定資産台帳が、電子帳簿保存の分野における“優良な電子帳簿”の要件に対応可能になる新機能を提供すると発表した。

「SMILE V2 会計」は、DX統合パッケージ「SMILE V 2nd Edition」の一ラインアップとして提供されている会計ソフトウェア。財務会計から管理会計まで幅広く対応するほか、さまざまな入力支援機能により、迅速かつ正確な伝票処理、柔軟なデータの分析と有効活用を実現できるとのことで、企業の会計業務をサポートしているという。

今回は同パッケージの資産管理機能において、“優良な電子帳簿”の3要件である「訂正削除履歴の保存」「帳簿間の相互関連性の確保」「日付・金額・相手方による検索機能」をすべて備えて保存できるように強化を行った。これにより、「減価償却資産に関する事項」も“優良な電子帳簿”の要件を満たせるため、過少申告加算税の軽減措置を受けられる可能性があるとしている。

なお、これらの機能を利用するには、「SMILE V2 会計」本体に加えて資産管理オプションが必要。機能を追加した「SMILE V2 会計」の新版は6月17日より販売を開始しており、既存ユーザーへの機能提供は7月を予定している。またクラウド版の「SMILE V Air」についても、同様の機能が提供される予定だ。

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