ベスト16に一番乗りだ。
ドイツで開催されているEURO2024で、現地６月19日にホスト国のドイツはハンガリーと対戦した。22分にジャマル・ムシアラ、67分にイルカイ・ギュンドアンが得点し、２－０で勝利。グループステージ２連勝を飾り、決勝トーナメント進出を決めた。
盤石の戦いぶりを見せたなかで、期待に応えるパフォーマンスを示したのがムシアラだ。１ゴールを挙げたスコットランドとの開幕戦（５－１）に続き、またも目に見える結果を残した。英公共放送『BBC』によれば、ユリアン・ナーゲルスマン監督は「素晴らしい」と背番号10の活躍を称えた。
「彼は２試合とも良かった。２ゴールだけでなく、攻撃的なポジション取りやボールコントロールは、相手からすれば守るのがかなり難しいと思う。彼にとっては、プレッシャーに対処するのではなく、攻撃上の複雑な問題を解決する能力に対処することが重要だ」
【動画】狭いエリアで冷静なフィニッシュ！ ムシアラの先制弾
同メディアは、さらにムシアラへの賛辞の声を紹介する。
「元イングランド代表ミッドフィルダーのイジー・クリスチャンセンは、BBCラジオ５ライブに対し、『ムシアラはドイツのために貢献した』と話し、元DFアレックス・スコットは『スター選手』と評した。
元ドイツ代表のロバート・フートは、『ムシアラは2022年ワールドカップで我がチームの最高の選手で、すでに国内でその実力を発揮している』と語った。『彼の足には純粋な魔法があり、他の選手たちをすり抜けて、我々のために試合を展開させてくれる』とフートは付け加えた」
また、ブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督は、「ナーゲルスマン監督は、今のところ非常に満足しているだろう。彼はチームの主力選手たち、つまりムシアラ、ギュンドアン、トニ・クロースら中盤の選手たちをうまく機能させており、それがこの大会でチームが勝ち進むための鍵だ」と今後を展望した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
