「虎に翼」寅子、魂の「やだーーっ!」最後の駄々にネット「過去イチ泣いた」と涙【ネタバレ】

 伊藤沙莉

 20日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、ここまで猪爪家を支えてきた母・はる(石田ゆり子)の容体が急変。寅子(伊藤沙莉)の魂の「やだーっ!!」にネットも泣いた。

 この日の「虎に翼」では、はるが心臓発作で倒れ、家族全員がはるの枕元に集まる。悔いは無いというはるだったが、唯一の心残りが、信じてあげられず家を出て行った道男(和田庵)のこと。寅子は家を飛び出し、轟法律事務所に行く。

 寅子の予想通り、道男は轟法律事務所にいた。はるが危ないから一緒に来てほしいというも、道男は信じず。それでも寅子は必死に説き伏せ、道男を家に連れて行く。

 道男を見たはるは、しっかり道男を抱きしめ「ん。これでいい」と笑顔を見せ「よくここまで1人で生きてきたね」と伝える。

 そして子供達が寝た後、寅子と花江(森田望智)がはるの看病をする。はるは自分が死んだ後の事を記した日記以外は「恥ずかしいから必ず燃やすように」と伝え、家族写真を抱きしめ「これでいい…」とつぶやく。ここで寅子は我慢できず「やだっ!死んじゃやだ!ずっとそばにいてよ!」と絶叫。はるは寅子と花江に「今後のことは2人になら任せられる」というも、寅子は「やだーーっ!」と魂の絶叫。「寅子、はいといいなさい、はいと」とはるは蚊の鳴くような声で言うも、寅子は首を横に振り号泣する。その日の夜更け、はるは息を引き取った。

 これに「あさイチ」の朝ドラ受けでも、博多大吉が「早いよ」と絶句。ネットも「過去イチ泣いた。やだー!子どもみたいに泣く寅ちゃんが」「寅子のやだ!やだ!がもうたまらなくて」「私も寅子と一緒にやだーって叫んだよーはるさーん」「やだー!の沙莉ちゃんが凄かった。ありゃ芝居を超えている」「やだやだで号泣」など、涙、涙の声があふれていた。

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