西村拓真、スイス1部セルヴェットは買い取りオプション行使せず 横浜FM復帰か

西村拓真が日本に復帰か【写真:徳原隆元】

今季は公式戦17試合に出場

横浜F・マリノスからスイス1部セルヴェットFCへ期限付き移籍していたFW西村拓真は、現地時間6月19日にセルヴェットが買い取りオプションを行使しないことが発表された。

西村は2018年夏にベガルタ仙台からCSKAモスクワ(ロシア)へ移籍。20年にポルティモネンセ(ポルトガル)へ移籍したものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり仙台へ復帰した。その後、移籍した横浜FMでは22年のリーグ優勝に大きく貢献し、第2次森保ジャパンではウルグアイ戦(1-1)でファーストゴールも記録した。

今年1月、西村はセルヴェットへ買い取りオプション付きの期限付き移籍をしたが、その期限は6月30日で満了を迎える。公式戦17試合に出場して4得点を記録したが、約10日後の契約満了を前にクラブは「西村拓真のレンタルに伴う買い取りオプションは行使されない。西村は日本の横浜FMに戻る。クラブは、その献身とチームで過ごした時間に感謝する」と公式サイトで声明を発表している。

6月19日にはニッパツ三ツ沢球技場で、U-23日本代表MF藤田譲瑠チマらと横浜FMとサンフレッチェ広島の一戦をスタンドから観戦していた西村だが、2度目の欧州挑戦は、このまま幕引きとなるのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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