ふたば未来学園高×道の駅なみえ 「なみえバーガー」開発 「常磐もの」と町産タマネギ使用

なみえバーガーをPRする(左から)伊藤さん、佐藤さん

 福島県広野町のふたば未来学園高と浪江町の道の駅なみえは町内の請戸漁港に水揚げされた魚介類「常磐もの」と町産のブランドタマネギを使ったハンバーガー「なみえバーガー」を共同開発した。19日、道の駅なみえでお披露目した。

 請戸に上がったヒラメを使ったハンバーガーを販売している道の駅なみえが、常磐ものの安全性やおいしさを発信しようと、ふたば未来学園高に商品開発を提案した。県などでつくるFukuramu(フクラム)カード推進協議会が道の駅なみえとふたば未来学園高を仲介した。

 開発したなみえバーガーは香味焼きしたヒラメと、町産のタマネギ「浜の輝(かがやき)」のマリネが具材として入っている。素材の味を引き立てているタルタルソースは、ふたば未来学園高を卒業した7期生が監修した。先輩から託されたスペシャリスト商業系列の佐藤優香さん(3年)と伊藤絵美さん(2年)が試食を重ねて商品化した。

 2人は19日、道の駅でなみえバーガーをPRし、「『常磐物はおいしいんだよ』としっかりPRしていきたい」と声をそろえた。

 価格は730円(税込み)。道の駅なみえで土日限定で販売する。

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