ロシア・ウクライナ衝突の中国への責任転嫁に反対 米国務長官発言で中国外交部

ロシア・ウクライナ衝突の中国への責任転嫁に反対 米国務長官発言で中国外交部

中国外交部。(資料写真、北京=新華社記者/李賀)

 【新華社北京6月20日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は19日の記者会見で、ブリンケン米国務長官が18日に中国によるロシア防衛産業支援がロシア・ウクライナ衝突を長引かせているとして支援停止を求める発言をしたとの質問に、われわれは米国がいかなる証拠もない中で虚偽の情報を流布し、中国に責任を転嫁することに断固反対すると表明した。

 林報道官は次のように述べた。中国はこの問題で何度も立場を表明している。中国はウクライナ危機問題で火に油を注ぎ、漁夫の利を得ることをせず、和解と話し合いを終始促してきたことを重ねて表明したい。中国は戦争当事国に武器を提供せず、軍民両用品の輸出も厳格に管理、規制し、国際社会から高く評価されている。

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