高校生で一人旅デビュー!Z世代が感じる一人旅の醍醐味とは?

はじめまして、Kotaroです。
東京生まれ東京育ちの大学院生で、専門は都市計画と空間情報学です。学生ですが、地方自治体との仕事もしており、ひょんなことからソロトリにジョインすることになりました。
今回は、私の自己紹介とともに、心に残る一人旅の思い出を綴ります。


一人旅デビューは高校生

旅系でオタク気質な私は、幼い頃から鉄道をはじめとする乗り物系全般はもちろんのこと、寺社仏閣、橋梁などの土木構造物など、好きなものはたくさん。
日本各地に行ってみたいところはあったのですが、中学生までは勝手に旅に出るわけにもいかず、満を持して高校生の頃から一人旅をスタートさせました。

有名な観光名所よりは「こんなものがあるの?!」と驚くような面白い場所を巡るのが好きで、それは今も変わっていません。
高校生の頃の移動手段は鉄道かバスのみ。18きっぷが使えるシーズンの長期休みは、よく旅に出ていました。
高校時代の友人からは「住所不定」と言われるほどでした(笑)


道中すべてが旅である!

高校時代、親友の祖父母が山形に住んでおり、米仕事の手伝いに行く親友が帰る日に山形で合流するのが定番の旅でした。
お金はかけずに時間をかけて、さまざまな楽しみ方を追求すべく、東京から山形まで行くルートを毎回変えていました。

王道の山形新幹線はもちろん、新潟側から回ってみたり、仙台方面から鳴子温泉に寄って陸羽東線に乗ったり、移動そのものをどう楽しむかを考えるのも旅の醍醐味です。
衝動的に何もない駅で途中下車したことで、素敵な出会いにも恵まれたことも。
同じ目的地でも毎回異なる旅になることが面白く、この経験が私の旅のスタイルの原点となっています。


一人旅での出会い

一人旅の道中では地元の方、とくにおばあちゃんによく話しかけられました。偶然乗り合わせた電車で「あんた、ひとりなの?」なんて声をかけられたり。
方言が強く何を言われているのか分からないこともありましたが、ご飯をごちそうしてもらったこともありました。

山中の道を歩いているときには、おじいちゃんに「車に乗っていくか?」と声をかけてもらったことも。
知らない人の車に乗るのはどうだろう…と躊躇しつつも送ってもらったところ、予定よりも2〜3時間早く目的地に到着しました。
やや乱暴な運転にヒヤヒヤもしましたが、人のぬくもりを感じて「日本捨てたもんじゃないなぁ」と嬉しく感じたことがずっと心に残っています。


一人旅の醍醐味は出会いにあり

一人旅は、自分のペースで好きなところに行けるのが魅力ですが、旅先での偶然の出会いも醍醐味だと思います。
地元の方々との交流は、かけがえのない思い出になりますし、新しい発見もたくさんあります。
次回は、私のお気に入りスポットを紹介したいと思います。お楽しみに!

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