レオ・ローとソン・イーの「顔心記」が間もなく配信か、人気挽回の戦略も

レオ・ロー(羅雲熙)とソン・イー(宋軼)主演の中国時代劇ドラマ「顔心記」が間もなく配信開始と予想され、視聴者の期待を集めている。

動画配信サービス・愛奇芸(iQiyi)の最新作品「顔心記」は、人の顔を認識できない捜査官と変装マニアの江湖の医者という異色の主人公がミステリー事件に挑む物語。愛奇芸の視聴予約数が19日に200万を突破し、ネット上では22日に配信が始まるのではないかとの予想も登場している。

愛奇芸では5月にヤン・ミー(楊冪)とゴン・ジュン(龔俊)主演のファンタジー時代劇「狐妖小紅娘:月紅編」の配信をスタートしたが、その直前に騰訊視頻(テンセント)で配信を始めたヒット作のシーズン2「慶余年2」がすでに話題をさらっており、続いて6月に入ってからは優酷(YOUKU)の「墨雨雲間」、騰訊視頻の「玫瑰的故事」と相次いで登場した最新作に人気を奪われる形になった。このため、かねてから注目度の高い「顔心記」を早めに投入し、挽回を図るのではないかとみられている。

なお、レオ・ローとソン・イーは6月初めにバラエティー番組にそろって出演し、ドラマをPR。19日にはメインキャストが集結する記者発表会が行われ、この席でレオ・ローはコメディー色の強い「顔心記」は大きな挑戦だったと語った。(Mathilda)

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